漢方薬の中には生理中や生理前のPMSに効果を発揮するものがあります。

漢方薬は比較的効き目が緩やかで、飲み続けることで効果を発揮するお薬です。東洋医学の考え方ではPMSは体内の「気」の滞りが原因だと考えられています。気の滞りはイライラや抑うつ症状・不安感などのメンタル面の症状を強くひき起こします。漢方薬で気の滞りを改善し、全身のバランスを整え、不快な症状を鎮めていくことを目的としています。

 

抑肝散(よくかんさん)は生理にまつわるトラブルに良く効くお薬のひとつです。古来から子供の疳の虫を抑える効果があることが知られている漢方薬ですが、近年は年配の方の認知症の進行を止める効果があることも分かり、性別や年代を問わず身体や心の緊張を緩めストレスを取り去る効果が認められています。

 

PMSに効果のある漢方「抑肝散(よくかんさん)」

 

PMSにはいろんな症状がありますが、抑肝散(よくかんさん)は生理前に気持ちが不安定になったり、イライラ感がつのったり怒りっぽく興奮しやすくなったり、精神的に攻撃的な気分になりやすい方に良く効きます。

 

生理前や生理中にいつもは気にならないことが無性に癇に障り、普段は口にしないようなきつい言い方をしたり、ぶっきらぼうな態度をとってしまい、後からそのことを後悔してしまう、そんな症状がある女性に効果があります。漢方薬は患者の体力別に薬の処方が分かれますが、抑肝散(よくかんさん)は虚弱体質から中程度の体力を持っている人まで幅広く使用できます。

 

漢方薬にはいくつかの生薬が組み合わさって配合されており、抑肝散(よくかんさん)に含まれている生薬、川?(せんきゅう) 当帰(とうき)には月経調節の効果があります。メンタル面だけでなく、生理中になると不眠の症状がでる人が服用すると、緊張がとれて症状が改善する効果も期待出来ます。

 

抑肝散(よくかんさん)は症状に合わせて、西洋医学の薬や他の漢方薬と併せて飲むことが可能ですが、別の薬の処方を受ける場合は医師や薬剤師に抑肝散(よくかんさん)を飲んでいることを伝えるようにしましょう。

PMSに効果のある漢方「抑肝散(よくかんさん)」


PMSに効果のある漢方「抑肝散(よくかんさん)」